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UCLG ASPAC コングレス2010浜松

浜松宣言

第3回都市・自治体連合アジア太平洋支部コングレス2010 浜松浜松宣言


平成22年10月21日(木)に開催された都市・自治体連合アジア太平洋支部(UCLG ASPAC)の総会において、開催地である浜松市の鈴木市長がコングレスで議論されたことを中心にまとめた「浜松宣言」を提案し採択されました。

また、同日15時から開催された共同記者会見において浜松市長並びにUCLG ASPACの会長・共同会長により「浜松宣言」への署名が行われました。



共同記者会見で署名された浜松宣言
(左からASAPC事務局次長、新会長(ジャカルタ特別市知事)、
浜松市長、会長(テグ広域市長)、共同会長(全インド地方自治体協会会長))


<浜松宣言の和訳>

我々、都市・自治体連合アジア太平洋支部(UCLG ASPAC)の会員は、2010年10月19日から21日まで、浜松市で開催された「第3回都市・自治体連合アジア太平洋支部コングレス2010浜松」に参加した。


今回のコングレスでは、“グローバル化への対応”をメインテーマとし、基調講演並びに(1)多文化共生(2)気候変動(3)地域資源を活用した観光振興(4)経済分野における都市間連携をテーマとしたセッションを開催し、各都市・団体の先進事例を共有すると共に活発な意見交換が行われた。

参加した都市・団体は、今回のコングレスの成果をアジア太平洋地域の更なる発展に繋げるため、以下の通り宣言する。


  1. 我々は、グローバル化の進展により、国境を越えた人の移動が一層活発になるなか、地域社会において、国籍や人種、文化的背景の異なる住民同士が、互いの文化や価値観に対する理解と尊重を深めるなかで、健全な都市生活に欠かせない権利の尊重と義務の遂行を基本とした真の共生社会の形成をすべての住民の参加と協働により進めていく。

    なお、UCLG ASPACはこれまでも、多文化共生と文化的多様性を促進するユネスコの政策を支持してきた。

  2. 我々は、将来の世代に豊かな地球環境を残し、持続可能な発展を目指すため、都市の発展と環境の保全が両立するまちづくりを進める。気候変動の影響が表面化するなか、我々はその影響の抑止のために市民やコミュニティと連携していく。また、先進的な技術やノウハウの普及について、都市間の連携を深めるとともに、国連関係機関をはじめとした国際機関との連携を強化し積極的に取り組んでいく。

    さらに、UCLG ASPACは貧困の緩和や地方分権、その他の社会的な課題に対して精力的に取り組むために、国際連合人間居住計画といった協力的な国連関係機関と連携する機会を歓迎する。

  3. 経済の分野を中心にグローバル化が一層進展するなか、各都市が相互に補完し、連携を促進することにより、アジア太平洋地域全体の国際経済力を高めていく。また、本地域の有する特色ある文化や貴重な資源を認識し、その魅力を協力して世界に向けて発信するとともに、各地域の観光振興について連携する。

  4. 人と人、都市と都市、地域と地域の交流の積み上げによる信頼関係の構築は、世界平和を維持する上で、国家間外交を補完する重要な役割を担っている。我々は、アジア太平洋地域、さらには世界の永続的な平和の構築のため、都市間外交を積極的に推進する。

そして我々は、市民の期待に応えるべく、中央政府、広域自治体、基礎自治体の各層の違いを乗り越えて、連携した取り組みを求めていく。


浜松宣言PDF